02.モニターのポイント
 パソコンに使うのディスプレイには、液晶とCRT(ブラウン管)があります。現在は液晶がほとんどですが。。まだまだ古いCRTをもっている方も多いでしょう。ここでは液晶ディスプレイを購入する際のポイントと、CRTとの違いを説明します。

1.液晶ディスプレイでもっとも重要なポイント

最初に購入する際のもっとも重要なポイントをまとめています。
サイズ 対角線の長さをインチで表す。(1インチ=2.54センチメートル)
・ちなみに同じサイズであれば、CRTと液晶を比較すると、液晶の方が2インチ大きく感じるようです
設置場所や使用スタイルに応じて選択します。
現在販売されている主なサイズは15 17 19 21インチ
縦横比率 タテとヨコの比率。最近はDVDの普及でワイドが多くなっている
4:3(TVと同じ)
16:9(ワイド DVDでよく使われるサイズ)
最大解像度 解像度とは画面上にどれだけたくさんの情報を表示できるかということ
横×縦のドット数で表す。
CRTの場合はそのモニターの最大解像度までの範囲で解像度を下げることが可能であるが、液晶の場合は下げることはできても、文字がひずんで非常にみにくくなるので注意大きな文字で表示したい場合は注意が必要
VGA 640×480
SVGA 800×600
XGA 1024×768
SXGA 1280×1024
UXGA 1600×1200
光沢 or ノングレア  メーカ製ノートパソコンや、ディスクトプ付属ディスプレイに多いのが光沢液晶。メリットは表面がピカピカで、映像や静止画がきれいにくっきり写る。但しデメリットも多い。
目が疲れる。背後の光源を反射してしまう。。。。
DVDやTVを見ないのであれば、光沢でないもの(ノングレア)のほうが断然いい。
とはいっても大手メーカ製のパソコンはほとんど光沢液晶なんです。
見た目 実は一番重要。
メーカ、デザインといった見栄えに関するものと
あと実際にお店で画面を見て決めるのがいいでしょう。

2.スペック表の意味を確認

 メーカによって測定方法に違いがあったり、あまりあてにならない場合もあるのですが、一応主なスペックと推奨値を上げてみました。
  説明 推奨
輝度 画面の明るさを示す数値で、単位は「カンデラ/m2(cd/m2)」
値が大きいほど明るいが目が疲れるので注意
400cd/m2以上
コントラスト比 画面のもっとも白い部分ともっとも黒い部分の対比を図る数値で、この比率が高ければ高いほど明暗がはっきりと分かれる「クッキリとした」画像が得られる。 400:1 以上
応答速度 液晶画面上の色が変わる速度のことを言います。単位は「ms」(ミリ秒)。この速度が短ければ短いほど、高速に画面が反応し、いわゆる「残像感」が解消されます。 16ms以下
入力系統 ・アナログRGB(D-SUB15ピン)
・デジタルRGB(DVI-I,DVI-D)
これは手持ちのパソコンで判断するしかないですが、将来を考えて両方の端子がついているほうがいいです。
視野角 上下左右、何度くらいまで傾けてもみえるかを角度で表したもの。ひとつの画面をみんなで見る場合は視野角が広いほうがいい。 TVと違って、パソコンは個人(1人)で使うことが多いのであまり重要ししなくても。。。